Factory 70は水彩スケッチイラストやグルメイラスト・フードイラスト制作を受注するサイトです。

イラストレーターの営業/売り込みについて

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お客さんはどこにいるのか考えましょう

もう一度、自分がどんなイラストレーターなのか確認しましょう。

イラストレーターにもいろんなタイプがいることはお話ししました。

アナタはどんなイラストレーターですか?どんなタイプの絵柄で、どんなタッチで描きますか?できれば文章で伝えられるようにしましょう。

例えば私なら、「水彩を使った優しい感じのイラストで、野菜や料理の絵、旅のスケッチが得意」。手帳に書き出してみるのもいいかもしれませんね。

そうすると、自分のイラストがどんな場面で使えそうかが見えてくると思います。上の文章を例にとれば、「料理…グルメ…グルメ雑誌、食品関係?」「旅のスケッチ…旅行の広告とか?」という風に連想できます。

そうすれば、どこに売り込みをすればいいかが分かってきます。

売り込み先を探しましょう

ポートフォリオを作る

次に、作品集(ポートフォリオ)を作ります。A4サイズで20ポケットくらいのクリアファイルに、プリントアウトしたイラストを納めておきます。見栄えが良くなるよう、またはどんな場面で使って欲しいかを考えながらレイアウトしてあればなお良しです。

変わった形のものや、ひどく凝ったものは敬遠されがちだそうです。クリエイターらしいコダワリを出しすぎないように。

売り込み先を探す

作っただけでは始まりませんので、それをお客さんになってくれそうな人に見てもらうわけですが、具体的には次のような売り込み先が考えられます。

  • 出版社
  • 雑誌の編集部
  • 編集プロダクション
  • 広告代理店
  • タウン誌
  • フリーペーパー
  • 印刷物やウェブのデザイン事務所
  • 印刷会社

それぞれに扱うジャンルがあります。自分の絵柄に合ったジャンルの媒体にコンタクトをとることが大切です。例えば私なら、同じ雑誌社でもまずはグルメ関連の雑誌をターゲットにしました。おしゃれなイラストが得意な方ならファッション系、ヒップでキュートな絵柄の方なら10代をターゲットにした媒体…といった感じで、自分に合った媒体を考えます。いきなり手広くやる必要はないのでは、と思います。

売り込み先が決まったら、あとは電話で連絡をとり、アポを取るなり作品集を送るなりするわけです。

具体的な連絡先を探すには、本屋さんに並んでいる雑誌や書籍の奥付を見るか(大抵背表紙や、最後のほうのページを見れば分かります)、ウェブサイトを調べるか、または次のような本を利用します。

マスコミ電話帳

広報・マスコミハンドブック

こういった電話帳は日本にある主だった出版社・雑誌社を網羅していますので、一般的なイラストレーターだけでなく、絵本を描く方にもアニメ系の方にも便利です。一冊買っておいて損はないです。

尚、「私の絵だと具体的に何ていう出版社に売り込んだらいいですか?」という質問を頂いたことがありますが、それは自分で決めてくださいとしか言いようがないです…。アナタの商売ですから。

実際にコンタクトをとる

売り込み先が決まったら、実際に電話でコンタクトを取ります。出版社の近くに住んでいるなら直接会って手渡しできるようにアポイントをとります。遠くなら、作品集を送るから見て欲しいと伝えます。

なんというか…ここが一番緊張するというか、これをやるのにはなかなか勇気が出ないというところですよね。私も以前はそうでした。

でも、落ち着いてよく考えてみてください。相手も仕事中なのですから、こちらがよっぽど失礼なコトを言わない限り、変な対応をされることはないんです。だから安心してくださいね。

どうしても緊張してしまいそうなら、メモを書いておくとイイかもしれません。「お忙しいところ失礼致します、イラストレーターの○○と申しますが、作品を見て頂きたいのですが…」などと具体的にセリフを書いておいて、見ながらしゃべる。これをやるとぐっと落ち着きます。

つくるより営業を!

「イラストレーターになりたい!だからどんどん作品を作って、より高いクリエイティビティを追求することが大事だと思うんです」

…たまに、こういう方がいらっしゃいますね。うーーん、ひょっとすると、なんか、イラストレーターを勘違いしているかも。

イラストレーターとは、そういう名前の商売です。

(職種、とも言えばそうですが、イラストレーターとして雇われることはあまりないと思いますので、必然的にほとんどの場合は自分で事業をやるのとイコールです)

作品をたくさん作ることはいいことです。より面白い、オリジナリティのある作品を作っていくこともいいことです。そうやって努力することで自分の絵が価値あるものになれば、お客さんも満足させられるし、ひいては自分のふところも潤います。

だけど、作品作りだけをやっていても、その作品が誰かのためにならない限り、自己満足で終わってしまいます。そうすると、いつまでたっても「なりたい」からは抜け出せません。

趣味としてやりたいならそれでも一向に構わないのですが、「自称イラストレーター」や「イラストレーターになりたい人」を抜け出したいと思っているなら、今すぐ営業しましょう。

こう考えてみてください。仕事をたくさんすれば、それだけ描く機会が多いってことだから、ウデも上がるし、お金も入る。お客さんへの接し方も覚えられる。私はわざわざ「作品作り」みたいなことってあまりしなくてもいいんじゃないかな、って思います。

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